残暑が厳しいと思ったら、今日はお天気が悪くて涼しい・・・
というか肌寒いくらいですね(;^_^A
寒暖差が激しくて
人もペットも体調管理が難しい今日この頃です。。
昨晩
SDSのスタッフや卒業生のみなさんとの交流会に
参加してきました( ´艸`)
今回はわりと少人数でしたので
色々なお話が出来て楽しかったですよ♪
ネタは
当然犬に関する話( ´艸`)
その中で
先日フジテレビ「バイキング」に出演した鹿野先生が
「坂上忍はえらい怖かった・・・」
と発言。。
CM中に必ず楽屋に戻って一服するとか
へまなADにブチ逆れるとか・・・
別に庇うわけではありませんが
「子役時代はあんなにかわいかったのに・・」
とワタクシ
「ふしぎ犬トントン」の時はとてもかわいかったと主張したのですが
みなさん、そのような番組は知らないと。。。
エアデールテリアが出ているテレビ番組なのに(;^_^A
このような話で盛り上がっている中で
日本犬の話が少し出ました。
今年のJAPDTのカンファレンスの時にも話題になったそうですが
現在主流となっているトレーニング理論は欧米から入ってきたものです。
欧米と日本では
当然ながら、住環境がかなり違ってきますし
国民性というか「飼い犬」に対する意識も違います。
そのような部分を無視して欧米流の飼い方やトレーニングをそのまま当てはめるのは
無理があるだろう
という事です。
特に、日本犬は洋犬とはやはり違います。。
欧米は主に犬の品種改良というのは、
ある仕事をさせる目的にかなうように選択繁殖をしてきました。
仕事をさせるには、犬をコントロール出来なくてはなりません。
犬のトレーニングとはコントロールする事が目的、というところから出発しているようです。
一方
日本では
そもそも犬には価値がありませんでした。
明治まで食べられたりもしましたし(;^_^A
主に、その村や里、町などで地域くるみで餌をあげている地域犬的な
飼い方をしていたわけですね。
(狆は別)
明治になって欧米流の飼い方や価値のある洋犬が入ってきたわけです。
そのような流れから
日本犬は意図的というか、目的に合わせて品種改良をしようというような
繁殖の仕方を行ってきていないので原種に近いと言われています。
ひと昔前は、犬は外で繋いで
人の残り物をやる、という飼い方。。
飼う目的は主に番犬(;^_^A
なんとなく庭先にいる、という感じでしたね。
犬の方も別にそれでも構わない、という雰囲気(多分)
日本人的には犬を飼うという事は
何かをさせる
というよりは、なんとなく一緒にいる存在。
自然にいてくれればいい
という意識の方がほとんどではないでしょうか?
最近は大型犬でも
家の中で飼われている事がほとんどですね(主に都市部)
ただ
日本犬の場合は、家の中での飼育が本当に良いことだろうか?
という疑問が最近出てきているようです。
シバ犬は飼育頭数も多いのですが
結構アレルギーを起こしている子が多いいです。
一因に家の中で飼われている事のストレスではないか?
と言われ初めているようです。
現在の日本の家はとても気密性が高くなっています。
この気密性の高さが日本犬の体質には合わないのではないかというのです。
人との距離の近さも問題です。
パーソナルスペースを広くとりたがる子が多いのです。
外飼いしている日本犬には
アレルギー問題や、問題行動などは少ないそうです。
もちろん個体差やそれぞれ事情があるので一概に外がいい!
という問題ではありませんが
日本で犬を飼うという事に必要なトレーニングは何か?
犬にとって良い環境とは何か?
というところを見直す時期なのかもしれませんね・・・