ディズニー映画「101匹わんちゃん」で日本でもおなじみのダルメシアン♪
白地に黒い斑点模様が特徴ですね。
でもあまり見かけないかな・・
先日参加したJAPDTカンファレンスの講義の中で
「現場に焦点を当てたトレーニング
動物看護師、グルーマーが対峙する現場」
とういうテーマで
ヤマザキ学園大学の講師でもある福山貴昭先生の講義がとても面白かったのですが(;^_^A
その中で
犬種による特性の話をするとき
一言特徴?的な形容詞がついていまして🐕
ダルメシアンを
「タフなダルメシアン」
と紹介していました( ´艸`)
純血種というのは
人が意識的に、より強調したい特徴を持った犬を
意図的に繁殖させて作出したわけなので。。
どうしても犬種由来の特徴というのは出てしまう事は
多々あります・・
モチベーショントレーニングとは正の強化を使ったトレーニングなのですが
それだけでは対処しきれない現実があります。。
そのような現場の声を反映したトレーニングをぜひとも
やって頂きたいという締めくくりでした(;^_^A
さて
「タフなダルメシアン」です。
ダルメシアン
原産国:バルカン地方、インド
起源:中世
初期の用途:実猟、運搬犬
現在の用途:コンパニオン
体重:23~25㎏
体高:50~61㎝
現在、ダルメシアンはもっぱらコンパニオンとして飼われていますが、かつては何世紀にもわたって、すぐれた作業犬として活躍した時代があります。
その頃は、群れをなして活動する実猟犬、回収運搬犬、鳥猟犬として飼われていました。
牧羊や害獣の捕獲などに役立っていたのです。
もっと時代が進んでからは、サーカスの曲芸に出演していました。
自動車などの交通手段が発達するまでは、、馬車犬として使われていました。
馬が引く馬車に寄り添って歩きながら、混雑している場所ではあらかじめ先に進んで人混みを分けるという仕事をこなすのは、あらゆる犬種の中でもこのダルメシアンをおいて他にはありません。
19世紀にはアメリカの消防庁が、消防車を引く馬の統率役としてこの犬を使っていました。
ほとんどいつも変わらず友好的な態度で人間や他の動物に接しますが、雄犬だけは、他の雄犬に対して攻撃的になる事があります。
また、排尿器官の結石が出来ることがあるのも、犬としてはダルメシアンにだけ見られる特徴です。
犬種の歴史
4000年以上も前のギリシャの彫刻壁画にダルメシアンをよく似た猟犬が描かれています。
アドリア海沿岸のダルマティア地方がこの個性的な犬の故郷だと言われていますが、実は起源はインドで
インドの貿易商が古代ギリシャに連れていったのだとする有力な証拠があります。
(新・犬種大図鑑より抜粋)
雄犬は、攻撃的になる事があると書籍にもありますが
かなり、攻撃的になるようです(;^_^A
他の犬種でも
尿路結石になる犬はいますが
犬種的になりやすい、という意味かな?と思います(;^_^A
ちなみに
ミニチュア・シュナウザーもなりやすいと言われていますね。。