「謎の独立国家 ソマリランド」高野秀行著
という
ドキュメンタリーの本を読んでいるのですが
とても面白いです( ´艸`)
「ソマリア」
はテレビのニュースなどでも聞いた事があるかと思いますが
「ソマリランド」
は旧ソマリア内ではありますが
現在のソマリアからは独立している国家との事。
ただ
国連から正式に国家と承認されていないようです。。。
日本のメディアでその名称というか存在を聞いた事は
ないですよね(;^_^A
詳細は本著を読んで頂くとしまして
ソマリランドの住人たちは
ほぼ
100%ソマリ人
元遊牧民
遊牧民がそのまま都市生活をしているようなものなので
首都でも
いたるところに動物たちがいるそうです。。。
著者が
「なせこんなに動物がいるのか?」
とガイドの方に質問したら
「飼ってるからに決まってるだろ」
との返答。。。
牛、ラクダ、
世界中どこにでもいるヤギ
ニワトリはいなかったようです。。
ほぼ100%ムスリムなので豚もいない。
(イスラム教徒は豚肉を食べない)
犬や猫がそこら中でうろついているか
寝転がっているとの事
これもアジアアフリカあたりではよくある光景( ´艸`)
欧米も先祖はほとんど狩猟民族。
家畜を飼い、獲物を追って移動
常に動物が側にいる暮らしですね。
農耕民族の日本では
なにより
土地が大事
動物よりも農作物の方が
当然大事という事になりますね。。
家畜はもちろん財産ですが
ほとんどは畑仕事や荷車を引かせていたと思いますし
彼らほど多くの家畜は所有していなかったと思われます。
つまり
動物とともに何世紀も暮らしていた民族と
農作物とともに何世紀も暮らしてきた民族とでは
動物に対する感覚は違ってくるのだろうなと
思ったわけです(;^_^A
日本では
いまだに介助犬の入店を断られる事があるとか
もっとも今はコロナ禍で
別の意味で外出が出来ませんが・・・
欧州、北欧では
犬は大抵の飲食店やホテルに入れるし、
公共交通機関もそのまま利用できます。
そもそも
動物が一緒にいるという事に抵抗感が薄いのではないのでしょうか?
日本での人気犬種ベスト3に入る
トイプードル
人気の一因に
毛が抜けない、という事もあげられるようです(;^_^A
果たして
日本で
愛犬と一緒にフードコートに入れる日は
来るのでしょうか?