確か、小学生の頃だったと思うけど
ハリウッド映画で「ドーベルマンギャング」という映画がありまして
地上波で放送した事があったのです。
当時から犬好きなワタクシは、タイトルに犬とつくものなら、ドラマだろうが映画だろうがとにかく、見てましたね。
時々ハズレて「犬」とは全然関係ないモノもありましたけど・・・
さて、この「ドーベルマンギャング」は大当たり♪♪
1972年製作
高度に訓練された犬を使って、銀行強盗をやるというワンアイディアのみで押し切る快作!
と、ありますよ(笑)
確かストーリーは、
ややアホな泥棒が盗みに入ったが、護衛犬のドーベルマンに吠えられ、ほうほうの体で逃げるも、その獰猛さにほれ込み、「そうだ、ドーベルマンに強盗やらせるべ!」
と、トンでもない事を思いつく。
5頭の成犬のドーベルマンを購入。
売主に、5頭も購入したからとおまけにブルドッグをつけてもらい、訓練開始!
試行錯誤の末、銀行に見立てたセットで、犬笛を使って遠隔で指示に従うように訓練をする(ちょっとガンドッグみたいな感じ?)
いざ、本番
銀行にドーベルマンを送り込み
犬笛の合図でカウンターに飛び乗る(かっこいい!)
ドーベルマンのカラーに付けた発信機(確か)から
鞄に現金を入れないと犬に襲わせるぞ、とかなんとか言うと
ドーベルマンたちが一斉に威嚇!(大迫力)
銀行員たちはビビって、犬が付けている鞄に現金を詰め込み
現金がいっぱいになったところで犬たちが一斉に逃走!!
途中で一匹が車にはねられて倒れてしまうと、別の一匹が、鞄だけくわえて走って行くところがなんとも悲しい。。
犯人グループは大喜び!(大馬鹿野郎)
さて、現金を回収しようとしたところ
いつの間にか、犬たちのボスになっていたブルドッグが、戻って来たドーベルマンたちを率いて現金持ったままトンずらしてしまいました~
ジ・エンド
だったと思います。
よく訓練したな~と感心したもんです。
今日でいうところのアジリティや、ドッグダンスと要領は同じかな?
少しずつ動きを教えて行って、最後に通して一つにするって感じですかね?
娯楽作品ではあるけれど、実は、人間の動物に対するエゴを批判している作品でもあると思います。
説教臭くないところが、さすがエンタメ大国の映画です♪
動物映画の傑作だと思うんだけど、今だに観た事ある、という人に会った事がないのが、残念(苦笑)