カイル君とお散歩をしている途中、
ジャーマンシェパードをお散歩させている方に遭遇しました。
道路上すれ違ったわけではなく
あちらは、
道路から離れた砂利敷きの駐車場の中でうろうろしていたのですが・・・
カイル君は自分より大きくて黒っぽい犬は少し苦手。。。
(自分も黒なんですけどね)
黙って通過しようとしていたのですが
あちらのシェパードさんが気が付き「ワン!」と吠えたのです。
カイル君は無視して歩き続けたのですが
飼い主さんの取った行動が驚きでして(;^_^A
すかさず
シェパードさんのマズルを掴んで地面に倒したのです。。。
「あ~そんな事は止めてあげて。。」
と、心の中で叫びながら急いで離れました。。。
速やかに離れてあげないと
あのシェパードさんがさらに辛い目に合うかもしれないし
声をかけようものなら興奮してもっと騒ぎ出してしまうかもしれません。。
それにしても
あのような手法はどこで聞いたのでしょうかね。。
どこかの訓練士さんから聞いたのか
もしかしたらご本人も訓練士だったのか。。
いすれにしても
逆効果になりかねない方法ではありますので
おススメはしません。
行動によって強化を受ける、というのは
動物の種類、身体の大きさに関わらず、同じ事です。
あのシェパードさんは
他の犬に向かって吠えたので、飼い主さんから罰をくらった
↓
他の犬に吠えてはいけない
と、学習するか。
罰を使う訓練はこちらの効果を期待するのですが
うまくいくとは限りませんし、
むしろ、
あの黒い犬が来ると、飼い主さんから罰をくらう。。
↓
「こっちに来るな」
と警告する(吠える)行動が増えてしまう、
と、いう可能性の方が大きいですし、
飼い主さんとの信頼関係も危うくなります。。
どうすればよいのか?
「吠える」前にトリーツをあげて
犬が来るといいことが起きる
というように学習してもらいましょう♪
こちらのポスターは
BAW ACADEMY のFacebookに翻訳されて紹介されていたのものです。
分かりやすくてかわいいので
拝借させて頂きました♪
なぜ、犬に罰を与えるという方法を
選択する飼い主さんが多いのか?
いくつかありますが
その中の一つに
犬を擬人化している
と、いう事があるかと思います。
擬人化しているがゆえに
「罰をくらった理由を理解しろ」
と、犬に責任を負わせてしまうのではないのでしょうか?
犬たちに親切なトレーニング方法を学び
飼い主さんたちに分かりやすく伝えられるように
頑張っていかなといけませんね( ^ω^)・・・