昨日、3月11日、
7年前に東日本大震災が起こった日でですね。。
1週間くらい前から震災関連の番組が増え
風化を防ごう
などと言ってましたが
いくら忘れっぽい日本人だからって
たった7年で、あの大震災は忘れませんよ・・・
しかし、昨日は
スタディドックスクール主催
イヌを知るセミナー第9章
「経験に頼らない問題行動へのアプローチ~犬のコンサルテーションをマスターする~」
セミナーに一日参加しておりました( ´艸`)
会場は、田端駅近くの中央動物専門学校です♪
10時から12時までが、鹿野先生による講義。
訓練士やトレーナーと呼ばれる仕事をしていると、つい犬に行動を教えてなんぼ、という事になりがちですが、問題行動の修正を、何かを教えるという手法だけにこだわると、問題の根本原因や飼い主の希望を見失ってしまう恐れがあります。
飼い主さんからの正確なヒアリング、
系統立てた問題解決に向けたプログラム、
環境改善や問題行動がどのくらいで解決するかの見込みを伝える、
医学的療法が必要な案件ではないか?
などが重要となってきます。
という感じの内容( ´艸`)
13時から15時半まで各参加者が、それぞれ4つのグループに分かれて、ある問題行動のカウンセリングカルテを検討しながらのワークショップ。
その後は、懇親会でした!(^^)!
プレイボウ卒業のトレーナーも結構参加していたので
ちょっとした同窓会みたいな感じもあったし
初めての方と名刺交換なども出来て良かったです( ´艸`)
ワークショップの時、同じグループになったちょっと太めの男性二人組。。
少し雰囲気が違うな~と内心好奇心があったのですが(;^_^A
挨拶する前に、懇親会の途中で退出してしまいました。。
まあ、きっとまたどこかで会えるでしょう( ´艸`)
さて、
午後のワークショップで使った、とある問題行動のカルテ
咬みつきについてご相談だったのですが
カルテの内容を検討しながら、別表にあるどのタイプの攻撃行動になるのか?
短期的、長期的にはどのような対応が望ましいか?
などと意見を出し合いました。
概ね、みなさん同じような意見になりましたね。。
そりゃそうですよね(;^_^A
あまりにも突拍子もない意見が飛び出したら
「あなた、午前中何を聞いていたの?」
ってなりますもの・・・
その、とある咬みつきのご相談カルテのモデルになった犬がオーストラリアン・ケルピー
名前は聞いた事はあるけど、すぐに姿が浮かばず(;^_^A
オーストラリアンっていうと、まあ牧羊犬種かな?とは思いますけどね。。
そこで、オーストラリアン・ケルピーです♪
オーストラリアン・ケルピー
原産国:オーストラリア
起源:1870年代
初期の用途:牧畜のハーディング
現在の用途:コンパニオン、牧畜のハーディング
体重:11~20㎏
体高:43~51㎝
コンパクトなサイズで、頑丈で活発で恐れ知らずのオーストラリアン・ケルピーは、オーストラリアで一番人気の高い優秀な使役犬であり、その数は原産国オーストラリアでは10万頭を超えます。
牛、羊、山羊、それに家禽類など、ありとあらゆる種類の家畜の世話を忍耐強く、楽しみながらやる事から、この犬種にはディンゴの血が流れているという説が広まりました。
しかし、この犬種の正当な記録と喜んでトレーニングを受ける性質から、別の見方も出て来ています。
ケルピーという名前は、スコットランドの作家ロバート・ルイス・スティーブンソンの書いた「誘拐されて」という小説の中に出て来るウオーター・ケルピーに由来します。
この反射能力に優れた、疲れ知らずの犬は都市部の密閉された空間で飼うのには向いていません。
犬種の歴史
この犬種は、イングランド北部のコリーとケルピーと呼ばれるオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズの黒&タンの雄犬との交配によって作出されたものです。
(新・犬種大図鑑より抜粋)
いくらオーストラリアで人気があるからって
いくら珍し物好きな日本人だからって
安易にこのようなタイプの犬種を、都市部(郊外でも)飼ってはいけませんよ。。
犬の福祉に関わる問題です🐕
現在
日本で飼育されている人気犬種ベスト4は
トイプードル
チワワ
ミニチュアダックスフンド
柴犬
らしいです。。
少なくとも
日本の一般的な住環境の中では、飼いやすい
とは、言えるのでしょうね(;^_^A