動物が幸せを感じるとき

今日は関東平野でも雪が降るかも、と天気予報が脅してました。。

午前中、ほこりのような小雪がちらほら降ってきたけど、すぐに止んでしまいました。

 

久しぶりにポメラニアンのMちゃんがやってきました。

 

昨年、最後に来たときはあまり元気がなかったので、ちょっと気になっていたんだけど、今日はまあまあでした。

 

久しぶりのハンドターゲットや、箱に入ったおやつ探しを多少やりました(笑)

 

 

おやつ探しして箱に入ってしまったMちゃん

 

超箱入りお嬢様のMちゃん

 

おうちでは何もしなくても美味しいごはんがもらえているのでしょう。

 

久しぶりのハンドターゲット・・・

 

Mのちゃんの顔の近くに手をだしてみると

「はて?何かしら?」

少し固まっていたけど、手の甲に鼻をつければ良かったんだな、という事を思い出してくれました。

 

その後はハンドターゲットをやるたびにクリッカーを鳴らしてレバーケーキ。

レバーケーキは好きなのです( ´艸`)

 

箱に入ったレバーケーキを探して食べるのも楽しんで(るように見える)やります。

 

 

何もしなくても食べ物がもらえた時と、何かして食べ物をもらえた時と、どちらが犬にとって楽しいのでしょう?

 

 

 

 

これは、最近ハマっている本

著者のテンプル・グランディン女史は、自閉症の動物学者です。

 

 

動物を飼う人は、動物が出来るだけ快適に暮らせる環境を提供しなくてはいけません。

 

なぜなら、私たちのエゴで動物たちを私たちの世界に引き入れたのだから、動物たちが出来るだけ快適にすごせる環境を提供する責任があるのです。

環境エンリッチメントというやつですね。

 

さて、何もしないでもらうのがいいか、何かしてもらのがいいのか?

 

犬は人と暮らし始めて何万年もたっていると言われますが、あくまで捕食動物です。

捕食動物とは、自ら獲物を探し、見つけて捕まえて食べるのです。

 

なので、探したり、考えたりしてご褒美をGETする方が楽しいのです。

 

いくら快適な部屋にいて、美味しいご飯をもらえても何もやる事がないのは、とてもつらい事なのです。

 

人間も同じですよね。

 

ですから、トレーニングは環境エンリッチメントとしても必要な事なのです。

 

 

 

 

トレーニングの本ではないけれど、動物から見た世界について、とても勉強になる内容です。

 

自閉症の人はふつうの人よりすべてが見えてしまう。

犬もすべてが見えてしまう、との事です。

 

なので、人が気が付ない事(見えているのに見ていない)も犬はとてもよく気が付くのです。

 

 

普通の人の悪い所は、人間以外の動物(知性的に劣っていると思っている生き物)は鈍感で頭が悪いので何をやってもいいんだと思い込んでいる所ですね。

 

実はとても狭い(現定期的な)世界にいるのは、我々、普通の人なんですけどね・・・

 

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