犬のトレーニングで
「コマンド」を教える
などと聞いた事があるかと思います。
コマンドというと
命令、というニュアンスが強い感じです。
もしくは「キュー」
または
「バーバルキュー」
という言い方を使う事もあります。
命令よりは、合図というニュアンスで
使う方が多いです。。
「コマンド」に抵抗感がある方は
「キュー」を使う事が多いですね。。
この辺は
各トレーナーさんのこだわりになるので
一般の飼い主さんにはあまり重要ではないかなとは思いますけど(;^_^A
どちらにしても
言葉の合図だけで、犬に行動を起こしてもらう
のが目的になります。
「コマンド」を教える
と、軽く言いますが
犬は言語動物ではないので
そう簡単に言葉のみで行動が出るようにはなりません。
言語で思考するわけではありませんからね。。
大抵は
言葉以外の飼い主の動きで判断しています。
お散歩代行に行った時
ある飼い主さんが
「コイ」
のコマンドだけで来るように練習しているのだが
来ないか?
と聞いてきました。。
お散歩に行った子はまだ5か月くらいのパピー
トレーニングは別のトレーナーさんに依頼しているそうなので
どのような練習を行っているのかは分からないのですが
いすれにせよ
そう簡単に「コマンド」は入りません(;^_^A
ハンドラーの動きや
声、身振り手振りで判断します。。
「コマンド」を入れるのは時間と根気がいりますが
年齢があがっても教えられます。
それよりも
パピー時代は人と一緒にいるのは楽しい♪
と思ってもらう方が大事。。
「コマンド」を教えるよりも
「嫌がる事をしない、嫌な経験をさせない」
という事が
とても大事なんですよ(;^_^A
それでも
「コマンド」を覚えて欲しい
という事なら
まずは
ハンドサインと誘導で行動を作ります。
ハンドサインで行動が出るようになったら
「コマンド」→ハンドサイン
徐々にハンドサインを小さくしていき
「コマンド」のみで行動を起こせるようにする
という手順。。
ハンドサインを小さくしても
身体が前のめりだったり、傾いていたりすると
「コマンド」
ではなく、身体の動きが合図になってしまうので
「コマンド」以外のサインは出さないように注意が必要です。
あくまで
基本的な手順なので
個体差や飼い主さんにより変わってきますね・・・
言葉の合図だけで行動を起こせるようになるのは
結構難しいんですよ🐕