犬種シリーズ、本日は「プードル」
犬に詳しくない方でも、プードルと聞けば、「あーあの、もじゃもじゃした小さいのね」
とピンとくるでしょう。
それほどメジャーな犬種なのに、意外と歴史などは知らない飼い主さん、多いですね。
下手したら、元は猟犬として使われていた事も知らなかったりします。
ペットショップも「大人しくてかしこい、抜け毛も少なく飼いやすいので初心者向き」
などと、無責任な事書いてあったりしますね~
加えておなじみ大人気のトイ・プードル
これは子犬でしょうね~
最近ではティーカッププードルなどというのが売られているようですが・・
正式な犬種と認められていないし、また話が別なので、省きます。
プードルの原産国はフランス、起源は16世紀
ところがスタンダードプードルの原産国はドイツ、起源は中世ですって(16世紀は中世じゃないのかな?)
スタンダードプードルの特徴
この犬はただのファッション用のアクセサリー犬ではありません。
責任感が強くて訓練もしやすく、相棒犬、警護犬、回収運搬犬として信頼できる犬種です。皮膚病の発病率は比較的少ない方ですし、抜け毛もないのでアレルギー体質の人には好敵の犬種です。頼りがいも落ち着きもあり、スタンダードプードルは心底からワーキングドッグなのです。
今日のプードルのクリッピングは水中での活動をしやすくするために施された歴史的にも有名なグルーミングが起源になっています。
ミニチュア、ミディアム、トイ
護羊犬や水鳥回収運搬犬としてのスタンダードプードルは、少なくとも今から500年前にドイツからフランスに入ってきたと考えられています。
その頃からすでに小型化へと進んでいたようです。
50年前、プードルは世界一人気のある犬種でした。
しかし、その人気のおかげで性能よりも頭数を重視した無計画な繁殖が行われるようになり、身体上、性向上の問題が忍び寄り、人々の心が離れて行きました。
現在でも見識あるブリーダーで繁殖された小型プードルなら、以前のように安心して飼える信頼性の高い愛玩犬になります。
大型犬を小型化すると時して子犬のように人間にたいする依存心の高い犬が出来ますが、プードルに限ってそんなことはありません。健康な犬であれば自立心旺盛な犬格を備えています。犬格優秀なものなら、感度、訓練欲、思考力のいずれをとっても抜群の性能を発揮します。
新犬種大図鑑より抜粋
現在の日本のペットショップで売られている犬たちも、同じような問題を抱えていますからね。
これは犬種に限った事ではないのですが・・・
最近のブームのおかげで、身体上やや問題を抱えた小型のプードルが多く見受けられますが・・・
本来は頭が良くて運動能力が高く、訓練性が高い愛玩犬という事です。
頭が良いという事は、悪い事を覚えるのも早いという事ですね。。
飼い主さん、うかうかしていると、足元見られますよ。。。